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自動運転機能付き軽自動車のおすすめは?現状と共に解説

更新日: 2026/2/21投稿日: 2025/5/9

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自動運転機能付き軽自動車のおすすめは?現状と共に解説

「高速道路で長距離を走るとき、自動運転機能があればもっと楽なのに…」そう感じたことはありませんか?

近年は普通車だけでなく、軽自動車にも高速道路や自動車専用道路での速度制御を自動で行ったり、車線を維持して走行を支援してくれる「運転支援車」が続々と登場しています。しかし、「自動運転」と「運転支援」は全くの別物であり、正しい知識を持たずに購入すると期待とのギャップに戸惑うケースも少なくありません。

そこで今回の記事では、自動運転機能付きの軽自動車について、以下の内容を徹底解説します。

  • 自動車の自動運転レベル(0〜5)の正しい理解
  • LKASとACCを搭載した軽自動車のおすすめ7車種
  • 軽自動車に搭載されている6つの運転支援機能の仕組み
  • 運転支援装置を過信してはいけない理由と事故データ

自分にピッタリの軽自動車を見つけたい方は、ぜひ最後までお読みください。

自動車の自動運転とは?レベル2以下とレベル3以上で機能が大きく違う!

自動車の自動運転とは?レベル2以下とレベル3以上で機能が大きく違う!

自動運転とは、車両がシステムやAIを利用してドライバーの運転を支援する、あるいはドライバーの代わりに運転を行う技術のことです。

自動運転にはレベル0〜5までの6段階があり、数字が大きいほどシステムが運転操作に深く関与します。このレベル分けはアメリカの非営利団体「SAE International(自動車技術者協会)」によって策定されたもので、日本の国土交通省もこの基準を採用しています。

各レベルの違いを以下の表にまとめました。

レベル名称概要運転の主体
0運転自動化なし一切の自動化が行われていない状態人間
1運転支援アクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作のどちらか一方が部分的に自動化された状態人間
2部分運転自動化アクセル・ブレーキ操作およびハンドル操作の両方が部分的に自動化された状態人間
3条件付運転自動化特定の走行環境条件下で、自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態ただし、システムが正常に作動しないおそれがある場合は運転者への引き継ぎ要請ありシステム
(緊急時は人間)
4高度運転自動化特定の走行環境条件下で、自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態システム
5完全運転自動化あらゆる状況で自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態システム

特にレベル2とレベル3の間には大きな壁があります。レベル3以上では特定条件下で自動運行装置が全ての運転操作を行うため、運転者が前方から目を離すこと(アイズオフ)が可能です。

一方で、レベル2以下はあくまで「運転の主体は人間」であり、システムはドライバーの操作を補助するにとどまります。そのため、レベル2以下の機能を搭載した車は、厳密には「運転支援車」であって「自動運転車」ではないという点を押さえておきましょう。

レベル2以下の運転支援機能には、たとえば以下のようなものがあります。

  • 衝突を回避するために自動的にブレーキを作動させる機能
  • 車線を維持しながら前方の車に追従して走行する機能
  • 高速道路での分流・合流を支援する機能 など

2025年現在の市販状況を整理すると、以下のとおりです。

レベル市販状況代表例
レベル2市販化済み(誰でも購入可能)日産 デイズ、ホンダ N-BOXなど多数
レベル3ホンダ LEGEND(世界初)で実現したが、限定生産ですでに販売終了海外ではメルセデス・ベンツ Sクラスなど
レベル4バスなどの限定環境での導入にとどまる福井県永平寺町の自動運転サービスなど
レベル5実現時期は未定

以上のことから、現在「自動運転機能付きの軽自動車」として販売されている車は、レベル2の運転支援車であると正しく認識する必要があります。「完全な自動運転ができる軽自動車」は、現時点ではまだ存在していません。

自動運転レベル2の軽自動車のおすすめ7車種

自動運転レベル2の軽自動車のおすすめ7車種

車線維持支援制御装置(LKAS)と定速走行・車間距離制御装置(ACC)の両方を備えた軽自動車は、高速道路や自動車専用道路において速度制御と車線維持を同時に行えるため、レベル2の運転支援に相当します。

ここでは、LKASとACCの両方を搭載している軽自動車の中から、おすすめ7車種の特徴と価格を比較して紹介します。まずは一覧で全体像を把握しましょう。

車種メーカー価格帯(税込)運転支援システム名主な特徴
デイズ ハイウェイスター日産約179.9万円〜プロパイロット軽初のファイブスター賞、歩行者検知機能付き
ルークス ハイウェイスター日産約204.9万円〜プロパイロットトップクラスの室内空間、ファミリー向け
サクラ日産約259.9万円〜プロパイロット軽自動車初のEV、プロパイロット パーキング搭載
N-BOXホンダ約168.9万円〜Honda SENSING国内販売台数No.1、近距離衝突軽減ブレーキ搭載
eKクロス Premium三菱約184.0万円〜マイパイロットSUVデザイン、アウトドア派向け
タントダイハツ約161.7万円〜スマートクルーズパックセンターピラーレス、ファミリー向け
ワゴンR(ハイブリッド)スズキ約146.3万円〜スズキ セーフティ サポート燃費トップクラス、ヘッドアップディスプレイ対応

※搭載機能・価格の情報は2025年4月時点のものです。

それでは、各車種の詳細を見ていきましょう。

日産:デイズ ハイウェイスター(プロパイロットエディション)

日産デイズ
引用:日産:デイズ [ DAYZ ]

日産 デイズは21種類のカラーラインナップを誇る人気モデルです。LKASとACCを統合した運転支援システム「プロパイロット」に加え、2台前の車両の動きを検知して警告する「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を軽自動車として初搭載しています。

プロパイロットには渋滞追従機能が付いており、高速道路の渋滞時もアクセル・ブレーキ操作をシステムが支援してくれるため、長距離運転での疲労を大幅に軽減できます。なお、プロパイロットは「プロパイロットエディション」の名がついたグレードにのみ搭載されているのでご注意ください。

踏み間違い衝突防止アシストは、壁などの障害物に加えて歩行者も検知して衝突を防止します。「自動車安全性能2020年度」において、最高評価の「ファイブスター賞」を軽自動車として初めて獲得しており、客観的にも安全性が高く評価された車種です。

》【2025年最新】自動車の自動運転が普及すれば道路の渋滞はなくなるのか?緩和・悪化の双方の根拠を徹底解説

項目内容
発売年月2019年3月28日(その後マイナーチェンジあり)
希望小売価格(税込)1,798,500円(ハイウェイスターX プロパイロットエディション 2WDの場合)
主な運転支援機能・プロパイロット(LKAS+ACC、渋滞追従機能付き)
・インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)
・踏み間違い衝突防止アシスト(歩行者検知機能付き)
・SOSコール(事故自動通報システム)
・7個のエアバッグ

日産:ルークス ハイウェイスター(プロパイロットエディション)

日産ルークス
引用:日産:ルークス [ ROOX ]

日産 ルークスは軽自動車としてはトップクラスの室内空間の広さを誇ります。広いラゲッジルームとハンズフリーオートスライドドアを備え、荷物の多いファミリー層から高い支持を得ている車種です。

プロパイロットによるLKAS・ACC機能に加え、駐車サポート機能や踏み間違い衝突防止アシスト(歩行者検知対応)など、安全装備が充実しています。「自動車安全性能2021年度」において「ファイブスター賞」を獲得しており、デイズに続いて高い安全性能が認められています。

ルークスもデイズ同様、プロパイロットは「プロパイロットエディション」のグレードにのみ搭載です。グレード選択の際はご注意ください。

項目内容
発売年月2020年3月19日(その後マイナーチェンジあり)
希望小売価格(税込)2,049,300円(ハイウェイスターX プロパイロットエディション 2WDの場合)
主な運転支援機能・プロパイロット(LKAS+ACC、渋滞追従機能付き)
・足で開けられるハンズフリーオートスライドドア
・インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)
・踏み間違い衝突防止アシスト(歩行者検知機能付き)
・SOSコール(事故自動通報システム)
・7個のエアバッグ

日産:サクラ

日産サクラ
引用:日産:サクラ [ SAKURA ]

日産 サクラは、日産の軽自動車で初めてのEV(電気自動車)です。モーター駆動ならではの力強い加速性能と圧倒的な静粛性が特徴で、ガソリン車とは一線を画す走行体験を提供します。

運転支援の面では、駐車スペースへの駐車をシステムが自動制御する「プロパイロット パーキング」を日産の軽自動車として唯一搭載(サクラ Gのみ)。ステアリング・アクセル・ブレーキ・シフトチェンジの全てを自動で行ってくれるため、駐車が苦手な方にとって心強い機能です。

「自動車安全性能2022年度」でも「ファイブスター賞」を獲得しており、安全性も高く評価されています。

項目内容
発売年月2022年6月16日(その後マイナーチェンジあり)
希望小売価格(税込)2,599,300円(サクラ Xの場合)
主な運転支援機能・EV(電気自動車)ならではの加速性能と静粛性
・プロパイロット(LKAS+ACC、渋滞追従機能付き)
プロパイロット パーキング(自動駐車)※サクラGのみ
・インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)
・踏み間違い衝突防止アシスト(歩行者検知機能付き)
・SOSコール(事故自動通報システム)
・7個のエアバッグ

ホンダ:N-BOX

ホンダN-BOX
引用:スタイリング・インテリア|N-BOX

ホンダ N-BOXは、広い室内空間と実用性の高さで国内の軽自動車として販売台数No.1を誇る大人気モデルです。

安全運転支援システム「Honda SENSING」を全グレードに標準装備しており、ホンダの軽自動車の中で最も安全機能が充実しています。特に注目すべきは、駐車時に壁や障害物への低速衝突を自動的に防ぐ「近距離衝突軽減ブレーキ」で、ホンダの軽自動車ではN-BOXのみに搭載されている独自機能です。

ACCは渋滞追従機能付き。歩行者を検知してステアリングを操作し衝突を回避する「歩行者事故低減ステアリング」も備えており、「自動車安全性能2023年度」で「ファイブスター賞」を獲得しています。

項目内容
発売年月2023年10月16日(3代目・その後マイナーチェンジあり)
希望小売価格(税込)1,689,600円(N-BOX 2WDの場合)
主な運転支援機能・Honda SENSING 全グレード標準装備(LKAS+ACC)
・道路からのはみ出しを抑制する路外逸脱抑制機能
歩行者事故低減ステアリング
・駐車時の壁等への衝突を防ぐ近距離衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能・後方誤発進抑制機能

三菱:eKクロス(Premium)

三菱eKクロス
引用:eKクロス

三菱 eKクロスは、SUVライクな力強いデザインが特徴で、アウトドアやレジャーを楽しみたいドライバーに人気の高い車種です。

「G Premium」「T Premium」グレードには、LKASとACCを統合した「マイパイロット」が標準装備されており、渋滞追従機能も搭載しています。踏み間違い防止アシストは日産の軽自動車と同様に歩行者検知にも対応。さらに、2台前の車両の減速を察知して警告する前方衝突予測警報も備えています。

雪道やぬかるんだ路面での発進を支援する「グリップコントロール」を搭載しているのも、アウトドア志向の方にとって嬉しいポイントです。

項目内容
発売年月2022年9月8日
希望小売価格(税込)1,840,300円(G Premium 2WDの場合)
主な運転支援機能・マイパイロット(LKAS+ACC、渋滞追従機能付き)
前方衝突予測警報(2台前の車両を検知)
・踏み間違い衝突防止アシスト(歩行者検知機能付き)
・デジタルルームミラー切り替え可能
・7個のエアバッグ
・雪道・悪路対応のグリップコントロール

ダイハツ:タント

ダイハツタント
引用:【公式】タント

ダイハツ タントは、前ドアと後ドアの間の柱をなくした「センターピラーレス構造」によって乗り降りのしやすさを追求した、主に子育て世代のファミリー向けの軽自動車です。運転席のスライド幅が広く、後部座席のお子さまの世話をしやすい設計になっています。

LKC(ダイハツにおけるLKAS)とACCなどの運転支援機能をまとめた「スマートクルーズパック」を、「タント L」を除くグレードにオプションとして追加可能です。ACCは渋滞にも対応。音声・モニターガイドとハンドル操作で駐車をアシストする「スマートパノラマパーキングアシスト」も、別途オプションで取り付けられます。

なお、ダイハツは軽自動車ベースの自動運転の実証実験にも取り組んでおり、タントを使った一般道でのレベル3相当の走行テストを神戸市で実施するなど、将来の技術開発にも積極的です。

項目内容
発売年月2019年7月9日(4代目・その後マイナーチェンジあり)
希望小売価格(税込)1,617,000円(X 2WDの場合)
主な運転支援機能・センターピラーレスで乗り降りしやすい構造
LKC・ACCなどの「スマートクルーズパック」をオプション追加可能
スマートパノラマパーキングアシストをオプション追加可能
・スマートアシスト(衝突被害軽減ブレーキ等)

スズキ:ワゴンR(ハイブリッド)

スズキワゴンR
引用:ワゴンR

スズキ ワゴンRは、1993年の初代登場以来30年以上の歴史を持ち、燃費の良さとコストパフォーマンスで根強い人気を誇る軽自動車の代表格です。

「ワゴンR FX」を除くハイブリッドタイプのグレードに、車線逸脱抑制機能(LKAS)とACCが標準装備されています。ACCは渋滞にも対応しているため、高速道路での長距離移動時にドライバーの疲労を軽減してくれます。

特筆すべきは、運転席前方のダッシュボード上にスピードやナビ情報を表示するヘッドアップディスプレイをオプションで装着できる点です。軽自動車として初めて採用された装備で、視線移動を最小限に抑えた安全な運転を実現します。

項目内容
発売年月2017年2月1日(6代目・その後マイナーチェンジあり)
希望小売価格(税込)1,463,000円(HYBRID FX-S 2WDの場合)
主な運転支援機能・軽ワゴン車トップクラスの低燃費
・LKAS+ACC(渋滞対応)
ヘッドアップディスプレイ装着可能(軽自動車初採用)
・傘立て、ドリンクホルダーなど収納が充実
・リアシートを倒して荷物スペースに変換可能
誤発進抑制機能・後方誤発進抑制機能

軽自動車に搭載されている6つの運転支援機能例について

軽自動車に搭載されている6つの運転支援機能例について

現在、国内で市販されている軽自動車の運転支援機能は、普通乗用車と比較してもそん色のないレベルにまで進化しています。特に衝突被害軽減ブレーキは、国産新型車への装備がすでに義務化されており、継続生産車についても2025年12月から義務化されます。

以下では、軽自動車に搭載されている代表的な6つの運転支援機能を解説します。

機能名略称主な役割
衝突被害軽減ブレーキAEBS衝突の危険を検知し自動でブレーキを作動
車線逸脱警報LDW車線からのはみ出しを警報音等で通知
車線維持支援制御装置LKASハンドル操作を自動制御し車線維持を支援
ブラインドスポットモニターBSM死角にいる車両を検知して通知
誤発進抑制機能踏み間違い時の急加速を防止
アダプティブ・クルーズ・コントロールACC車間距離を自動制御し前方車に追従

衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)

衝突被害軽減ブレーキ(AEBS:Advanced Emergency Braking System)は、前方を走行する車両や歩行者に衝突する危険性をシステムが判断した際に、自動的にブレーキを作動させるシステムです。

国内基準では、ブレーキ作動の少なくとも0.8秒前に警報を鳴らし、運転者に回避操作を促すことが定められています。近年のモデルでは、夜間の歩行者検知や自転車への対応など、検知精度が年々向上しています。

車線逸脱警報(LDW)

車線逸脱警報(LDW:Lane Departure Warning)は、カメラなどで車線を認識し、車両が車線を逸脱しそうだと判断した場合に警報音やディスプレイ表示で運転者に注意を促す機能です。方向指示器を出している場合など、車線変更が意図的であると判断される状況では作動しません。

一部の車種では、ハンドルを振動させて運転者の注意を喚起するタイプもあります。居眠り運転やわき見運転による事故防止に効果的な機能です。

車線維持支援制御装置(LKAS)

車線維持支援制御装置(LKAS:Lane Keeping Assistant System)は、車線逸脱の危険を検知した際にハンドル操作を自動的に行い、車線内の走行維持を支援する装置です。LDW(車線逸脱警報)と同様の警報機能も兼ね備えています。

LDWが「警告のみ」であるのに対し、LKASは「ステアリング操作による介入」まで行う点が大きな違いです。高速道路での直進走行をシステムが支援してくれるため、長距離運転時の疲労軽減に大きく貢献します。

ブラインドスポットモニター(BSM)

ブラインドスポットモニター(BSM:Blind Spot Monitor)は、ドライバーから死角になりやすい斜め後方に存在する車両をレーダー等で検知し、ドアミラーのLED点灯などで注意を喚起する機能です。

車線変更時のヒヤリハット防止に効果的で、高速道路での合流や車線変更が多い場面で特に重宝します。

誤発進抑制機能

誤発進抑制機能は、停車時や低速走行時に自車付近に障害物があるにもかかわらずアクセルペダルが踏み込まれた場合、急加速を防止する機能です。

特に駐車場で発生しやすいアクセルとブレーキの踏み間違い事故を防止する効果があり、前方だけでなく後方の障害物にも対応する「後方誤発進抑制機能」を備えた車種もあります。高齢ドライバーの安全対策としても注目されている機能です。

アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)/定速走行・車間距離制御装置

アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC:Adaptive Cruise Control)は、レーダーやカメラで前方車両を検知し、アクセル・ブレーキ操作を自動制御して適切な車間距離を保ちながら前方車に追従する装置です。日本語では「定速走行・車間距離制御装置」と呼ばれ、「クルコン」という略称でも知られています。

前方に車両がいない場合は、運転者が設定した速度で自動走行を継続します。渋滞追従機能付きのモデルでは、前方車が停止するまでシステムが追従制御を行います。

先行車への追突防止に加え、運転者の疲労軽減や上り坂での無意識的な減速による渋滞抑制にも効果があります。ただし、あくまで運転支援装置であり過信は禁物です。高速道路・自動車専用道路での使用が前提の装置であるため、一般道での使用は避けてください

軽自動車の運転支援装置の過信は厳禁

軽自動車の運転支援装置の過信は厳禁

現状の自動運転関連装置はあくまで「支援装置」

軽自動車にも多くの運転支援装置が搭載されるようになりましたが、これらの装置への過信は厳禁です。自動車メーカー各社は「自動運転システムではありません」と公式に明示しており、あくまで運転者が注意を払って運転することを前提とした「支援装置」です。

運転支援装置の目的は、歩行者の見落としやハンドル操作のふらつきといった事故につながるミスを補正したり、長時間の運転による疲労を軽減したりすることです。検知能力や制御能力には限界があり、全ての状況で事故を防げるわけではありません。

運転者は装置を過信することなく、常に前方を注視し続ける必要があります。万が一、運転支援装置の性能の限界によって事故が発生した場合でも、法的責任はあくまで運転者にあります

軽自動車の10万台あたりの死亡事故件数は普通車よりも多い

運転支援装置が搭載されていても、全ての事故を防ぐことはできません。中古車であれば、そもそも衝突被害軽減ブレーキなどが装備されていない場合もあります。また、自車に装置が付いていても他車に装備されていない場合もあるため、事故は一定の確率で発生するのが現実です。

2024年の日本では2,598件の交通死亡事故が発生し、そのうち615件は軽自動車が第1当事者(最初に交通事故に関与した当事者のうち最も過失の重い者)となっています。

普通乗用車の第1当事者件数は677件で、件数だけ見れば軽自動車の方が少なくなっています。しかし、保有台数で比較すると異なる結果が見えてきます。

区分保有台数(2024年12月)死亡事故件数(2024年)10万台あたりの死亡事故件数
軽乗用車23,504,976台615件2.62件
普通乗用車38,816,540台677件1.74件

10万台あたりで比較すると、軽乗用車は2.62件に対して普通乗用車は1.74件となっており、軽自動車の方が保有台数あたりの死亡事故率が約1.5倍高いことが分かります。これは、軽自動車が普通車よりも車体重量が軽いため、衝突時に弾き飛ばされやすいことが主要因と考えられています。

ただし、このデータが示しているのは、軽自動車でも普通車でも事故は一定数発生するという事実であり、「軽自動車は危険だから普通車にすべき」ということではありません。重要なのは、各車種に搭載されている運転支援装置の内容や衝突安全性能を十分に比較検討した上で、「これならば安心して乗車できる」と納得できる車種を選ぶことです。

【まとめ】自動運転レベル2の軽自動車はもはや一般的!用途や好みに合わせて車種を選ぼう

【まとめ】自動運転レベル2の軽自動車はもはや一般的!用途や好みに合わせて車種を選ぼう

高速道路・自動車専用道路でのレベル2相当の運転支援は、今や軽自動車でも一般的です。LKAS(車線維持支援)とACC(車間距離制御)の両方を備えた車種は、日産・ホンダ・三菱・ダイハツ・スズキの各メーカーから販売されており、146万円台から選択できます。

車種選びのポイントを改めて整理すると、以下のようになります。

  • 安全性能重視なら:ファイブスター賞を獲得した日産 デイズ・ルークス・サクラ、ホンダ N-BOX
  • コスパ重視なら:約146万円から購入できるスズキ ワゴンR、約162万円のダイハツ タント
  • ファミリー用途なら:室内が広いルークス、乗り降りしやすいタント
  • アウトドア派なら:SUVデザインでグリップコントロール搭載の三菱 eKクロス
  • EV(電気自動車)に興味があるなら:日産 サクラ

ただし、これらはあくまで「運転支援車」であり、完全な自動運転車ではないという点には十分ご注意ください。運転支援装置の機能と限界を正しく理解した上で、安全運転を心がけましょう。

今後もCarconnectでは、自動運転やEVなどのモビリティに関する最新ニュースと解説を発信していきます。最新情報が気になる方は、ぜひ定期的にチェックしてみてください。

》自動運転のレベルってなに?それぞれの車種一覧やレベル5の実現可能性について言及

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