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AiRO株式会社が羽田空港において、25tトラックの自動運転レベル4を実用化

更新日: 2026/1/5投稿日: 2025/12/27

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AiRO株式会社が羽田空港において、25tトラックの自動運転レベル4を実用化

ROBO-HI株式会社と丸紅株式会社の合弁会社であるAiRO株式会社(以下AiRO)は、羽田空港において、自動運転トーイングトラクター「RoboCar® Tractor 25T」によるレベル4の貨物搬送を実用化しました。

25tのような超重量物を搬送できるトラックの自動化ソリューションはほとんど整備されておらず、RoboCar® Tractor 25Tへの期待が集まっています。

この記事では、RoboCar® Tractor 25Tの詳細と、今後行われるパートナー企業の募集について紹介します。

RoboCar® Tractor 25Tとは

引用:ROBO-HI株式会社 公式ホームページ

RoboCar® Tractor 25Tは、「超重量物搬送 自動EVけん引車」として開発された製品です。工場や物流拠点向けに、5~30t規模の超重量物搬送用に開発した自動化ソリューションを提供しています。

最大けん引重量30tの超重量物搬送能力を有し、従来のAGV・AMRでは対応できなかった大型金型や鉄鋼資材、港湾コンテナなどの搬送ニーズに対応することが可能です。

また、空港による7年間にわたる無人走行の実証実験により、自動運転レベル4(特定の条件下で人の操作をほとんど必要としない“ほぼ完全自動”の運転技術)の公認を国土交通省より受けています。

加えて、複数メーカーのロボットを統合運用可能なマルチベンダー・ロボプラットフォーム「ROBO-HI® OS」を搭載することで、導入現場の既存設備や他のロボットとの連携を容易に行える点も、特徴のひとつです。

製品名RoboCar Tractor 25T
車両寸法全長3,175mm
全幅1,828mm
全高2,445mm
車両重量4t
牽引重量30t
旋回半径3,200mm
最高速度15km/h(自動走行時)/20km/h(手動走行時)
バッテリーリチウムイオン(60kWh)
走行距離245km(満充電、非牽引時)
充電時間8時間(単相200V普通充電時)
3時間(三相200V急速充電時)

RoboCar® Tractor 25Tの羽田空港での実用化について

引用:PR TIMES

RoboCar® Tractor 25Tは、JALの協力のもと走行試験を積み重ね、国土交通省航空局の審査を経て、空港制限区域内という高度な環境下での完全自律型(※)・自動運転レベル4を可能にしました。空港制限区域内でのレベル4の実用化は国内初です。

※完全自律型:磁気ネイル、電線、記号などを道路に埋め込むことなく、車両に搭載されたセンサのみで走行するタイプ

本車両は前述したマルチベンダー・ロボプラットフォーム「ROBO-HI® OS」と連携することで、空港のカメラシステムと連携した交通制御を行っています。

ROBO-HIとAiROは、今回の実用化事例をベースに自動運転ソリューションの導入をさらに進め、空港におけるDXと自動化を強力に推進していくと発表しています。

RoboCar® Tractor 25Tを展開するパートナー企業を募集

AiROは、今回空港で実用化されたRoboCar® Tractor 25Tを、全国の工場・物流拠点に展開し、市場を共に創造するパートナーを募集しています。

空港だけでなく、工場や物流拠点において、5t~最大30t規模の鉄鋼、建材、金型、港湾コンテナなどの超重量物を運搬できることが期待されます。

以下のような未開拓領域に対して、展開ができるパートナー企業の方は、 下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。

想定される導入事業者と代理店様の商機

  • 鉄鋼資材の倉庫管理・物流事業者
  • 建材の倉庫管理・物流事業者
  • 金型の倉庫管理・物流事業者
  • 重機・建機の保管・搬送事業者
  • 港湾・鉄道・工場におけるコンテナ輸送・荷役事業者

 お問い合わせフォーム:https://www.robo-hi.jp/contact/other_contact

参考:
25トン自動運転トーイングトラクター羽田空港での実用化実績を踏まえ、工場・港湾の物流向け販売パートナー企業様を全国で募集開始 – PR TIMES
ROBO-HI株式会社 公式ホームページ
国内初!無人EVけん引車 RoboCar Tractor 25T 羽田空港でレベル4搬送を実用化 – ROBO-HI株式会社

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