テラチャージ株式会社が東京都の遊休地にEV充電インフラを展開
更新日: 2025/6/5投稿日: 2025/5/28
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電気自動車(EV)向けの充電サービス「Terra Charge(以下:テラチャージ)」を提供しているテラチャージ株式会社は、2025年5月28日より、新たなEV充電インフラ整備プラン「遊休地向け 無料設置プラン」を開始しました。
遊休地を活用することで、EV普及に不可欠な充電インフラを整備し、かつ都内の遊休資産に新たな収益機会と社会的意義を提供することを目的としています。
この記事では、テラチャージの概要や、今回の施策の背景や目的について紹介します。
EV充電器の予約が出来るアプリ「テラチャージ」とは

テラチャージは、EV充電器の検索から充電完了までをワンストップで完了できるスマートフォン用のアプリです。
無料アプリをダウンロードし、利用登録を行うことで、以下のサービスが利用できます。
Terra Chargeの特徴
- 充電スポットの検索:マップからの検索が可能
- 充電器の予約:遠方にいても予約をすることで、充電待ちがなくなる
- 充電器の利用:QRコードなどを用いて、手軽に充電が可能
- 充電料金の決済:VISA、JCB、アメックスなどの主要クレジットカードに対応
24時間365日対応のコールセンターも完備しており、EVユーザーが安心して充電を行えるサービスを提供しています。
App Storeでのダウンロード:https://apps.apple.com/jp/app/terra-charge/id1639315162
Google Playでのダウンロード:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.terramotors.terracharge
テラチャージ設置の背景と目的

引用:PR TIMES
近年、東京都は2035年までに新車販売を100%非ガソリン車に切り替える目標を掲げています。その状況に伴い、都市部でのEV充電インフラの整備が急務になっている状態です。
テラチャージはこれまでに15,000口以上の充電器を設置してきた実績を活かして、都内に多く存在する遊休地をEV充電インフラに変えることで、EV環境の底上げや地域資産の価値向上の実現を目的としています。
また、充電設備は災害時の非常用電源にも活用できるため、将来的には災害対策拠点としての機能強化も視野に入れているのが特徴です。テラチャージによって、持続可能な地域エネルギーインフラの構築を目指しています。
テラチャージ設置のプラン内容

本プランの対象は、東京都内の空き地や月極駐車場などを保有する法人・個人です。
対象施設に対し、50kW以上の急速充電器の設置に伴う初期費用・設置費・月額利用料・保守費用をすべて無償で提供します。
申込受付は2025年5月28日より開始し、都内先着10自治体、計100件限定(予定)です。
土地所有者は初期投資なしで充電インフラを導入できるため、都市部のEV充電ネットワークの拡大が期待できるでしょう。
参考:
東京都の遊休地をEV充電インフラへ 「テラチャージ」遊休地向け無料設置プランを都内10自治体限定で提供開始 – PR TIMES
Terra Charge 公式ホームページ
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