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EV充電インフラのプラットフォーマーを目指すプラゴが累計資金調達額29億円を達成

更新日: 2025/11/30投稿日: 2025/11/27

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EV充電インフラのプラットフォーマーを目指すプラゴが累計資金調達額29億円を達成

株式会社プラゴが、東証プライム上場企業複数社ほか事業会社および個人投資家を引受先とする第三者割当増資よる資金調達を実施しました。

今回の資金調達をもってシリーズAラウンドを終え、資本準備金等、融資枠を含む累計資金調達額は29億円に達しました。

本記事では、株式会社プラゴの概要とEVの事業の取り組みについて紹介します。

株式会社プラゴとは

株式会社プラゴ(以下、プラゴ)は、ユーザーにとってより利便性の高いサービスを提供し電気自動車(EV)の普及を後押しする企業として、2018年に設立しました。主な事業内容は、次の通りです。

プラゴの事業内容

  • EV充電器及びIoTサービスの企画・開発・販売
  • 販売製品の保守・メンテナンス
  • EV普及に関連する情報発信
  • コンソーシアムの事業戦略策定・統括およびそれに付帯する業務

2025年現在、日本ではEV普及の加速に向けて、2030年までに30万口のEV充電器の設置を官民連携で進めています。
一方で、充電口数の不足だけでなく、ガソリン車における給油に替わる充電という新しい生活習慣を定着させる上での体験設計が十分でないという課題も存在している状態です。

プラゴはこれらの課題を解決すべく、これまでに培ったEV充電サービスの知見やソリューションを活かし、EV充電インフラのプラットフォーム事業を展開しています。

株式会社プラゴのサービス内容

充電ステーション

プラゴは充電に用いる電力を実質再生可能エネルギーとする独自の仕組み「グリーン充電」を用いた充電ステーションを展開しています。

充電ステーションの詳細

プラゴ普通充電:出力4kWタイプと、出力6kW/3kWタイプの2種類を展開。コンパクトに設置できる柱型、壁かけ型など、様々な設置環境に適応できる機種

プラゴ急速充電:出力50kW。商業施設やコンビニエンスストアなど、30分~1時間程度のながら充電に適した機種

EVユーザー向けアプリ「Myプラゴ」

Myプラゴは、EVやPHEV向けに、充電ステーションの検索・予約から充電後の決済、空車通知までをシームレスに行えるアプリです。

遠方への外出の際には、EVの車種情報やバッテリー残量を元に最適な充電ルートをプランニングするなど、EVユーザーに向けた充実した機能が搭載されています。

料金プランには「都度課金方式」と「定額プラン」があり、用途に合わせて選ぶことが可能です。

プラン通常プラン
(都度課金方式)
プラゴ定額プラン
急速充電バリュー
プラゴ定額プラン
普通充電バリュー
月額基本料金(税込)なし3,980円1,980円
急速充電利用料(税込)・30kW:33円/分~
・50kW:46円/分~
ひと月150分まで
1回あたり60分まで
月額基本料金内で利用可能
通常プランの都度課金方式が適用
普通充電利用料(税込)・30kW:28円/分~
・50kW:55円/分~
ひと月600分まで
1回あたり300分まで
月額基本料金内で利用可能
ひと月600分まで
1回あたり300分まで
月額基本料金内で利用可能

交通ハブ「PLUGO PLACE」

PLUGO PLACEは、買い物や散策中の憩いの場として。地域課題の解決とEV体験向上を両立するコンテンツ・充電一体型ステーションです。

買い物や飲食、休憩場所などと充電サービスを一体型で提供しています。

EVスタンダード化に向けた土地の利活用や、予約可能なステーションにより「確実に充電ができる」という安心感を与えることを目的として進められているプロジェクトです。

今回の資金調達によって上記サービスを拡大し、より便利な充電体験の社会実装を目指しています。

参考:
EV充電インフラのプラットフォーマーを目指すプラゴ累計資金調達額29億円を達成 – PR TIMES
株式会社プラゴ 公式ホームページ

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