商用EV車両の導入支援を行うeMotion FleetがASKUL LOGISTの伴走支援を開始
更新日: 2025/3/26投稿日: 2025/3/26
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商用EV車両の「導入」「運用」「最適化」を通貫して担う企業であるeMotion Fleet株式会社は、アスクルの子会社である物流会社のASKUL LOGIST 株式会社と、2025年3月に業務委託契約を締結しました。
当記事ではeMotion Fleet株式会社とASKUL LOGIST株式会社の業務提携の内容についてまとめました。
eMotion Fleet株式会社とASKUL LOGIST株式会社の業務提携内容

業務提携の内容は、ASKUL LOGIST株式会社の親会社であるアスクル株式会社が加盟する国際イニシアティブ「EV100」の目標達成に向けた伴走支援です。
EV100とは
脱炭素社会へ向けて、電気自動車の利用や環境整備の促進を目指すイニシアティブ(企業集団)です。
名前のとおり、事業活動での移動の100%をEV(電気自動車)にすることを目指しています。
日本からは、以下のような企業が加盟しています。
- アスクル株式会社
- イオンモール株式会社
- 東京電力ホールディングス株式会社
- 株式会社髙島屋
ガソリン車での移動は、地球温暖化・大気汚染などの原因になっており、企業は脱炭素社会へ向けて、環境に良いエネルギーへの切り替えが求められています。
eMotion Fleet株式会社は、このEV100をもとにした計画達成に向けて、EV導入の計画立案から導入・運用までを包括的かつ長期的に伴走支援するという業務委託契約を締結しました。
ASKUL LOGIST株式会社の配送事業が保有する車両の「EV100」を実現するため、車両及び充電設備設置に向けた計画・導入・運用構築を支援します。
EV100の目標
2030年までに、下記4つの活動から1つ以上を達成する。
- 直接管理車両(所有・リース)のEV※化
3.5t までの車両の100%EV化
3.5t~7.5t の車両の50%をEV化
物流会社の場合:全ての都市部/ラストマイル配送をEV化 - サービス契約(タクシー、レンタル等)において、EV利用を要求
- 従業員のEV利用支援(全施設への充電器設置)
- 顧客のEV普及支援(全施設への充電器設置)
※EV100では、純粋なバッテリー車、PHV・エクステンデッドレンジ車(最低50kmの電動走行距離)、FCVがEVの対象
今回のASKUL LOGIST株式会社の取り組みが、全国の中小運送事業者の脱炭素化の模範となることも視野に入れ、持続可能な社会への貢献を目指しています。
eMotion Fleet株式会社とは
eMotion Fleet株式会社は、東京都新宿区にある、EV導入・運用ソリューションを提供している会社です。
「商用EVの導入と運用を通じて、モノ・ヒトを運ぶ事業者の現場の課題解決を促進し、脱炭素化と経済性の両立を実現する。」というミッションのもと、以下のような事業を提供しています。
- 商用EV導入コンサルティング
- マルチブランド商用EV販売
- 海外製EV認証・輸入・拡販支援
- EV充電器・充電インフラ設置
- EVアフターソリューション
- テレマティクス・フリート管理
- エネルギーマネジメント
- EVアセットマネジメント
ASKUL LOGIST株式会社とは
ASKUL LOGIST株式会社はアスクル株式会社の100%子会社で、法人向け通販サービスASKUL / 個人向け通販サービスLOHACOの物流効率向上と、一体的な事業展開を図ることを目的とした企業です。
物流事業だけでなく、ノウハウを活かした配送事業、物流サポート事業、配送サポート事業を展開するなど、アスクルグループ以外の支援も実施しています。
参考:
eMotion Fleet、ASKUL LOGISTの「EV100」の目標実現に向けた商用EV導入・運用を長期的に伴走支援 – PR Times
eMotion Fleet株式会社 公式ホームページ
ASKUL LOGIST株式会社 公式ホームページ
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