東京都内の建設現場で電気自動車(EV)とEV充電スタンドを正式採用
更新日: 2025/5/9投稿日: 2025/5/9
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総合建設機械レンタルの株式会社アクティオは、東京都内の建設現場に電気自動車(EV)およびEV充電スタンドを納品し、年始から現場での本格的な活用が始まっています。
今回の記事では、建設現場で電気自動車を利用する背景について解説します。
建設現場で電気自動車を利用する背景

建設業界は、大量のエネルギーを消費する分野です。全国地球温暖化防止活動推進センターのデータによると、建設業界が含まれる「産業部門」は、全体の約34%を占めています。(参考: 国内部門別二酸化炭素排出量(2022年度))
建設会社のカーボンニュートラル達成に向けて、二酸化炭素の排出量を削減すべく、アクティオは電気自動車とEV充電スタンドを提案し、採用されました。
納品した電気自動車は、現場内外での移動に使用されています。エンジン音や排ガスの発生がなく、より静かでクリーンな作業環境にも寄与しています。
また、建設現場だけでなくアクティオ自身も、脱炭素社会を実現する商品のレンタルや開発に加え、自社工場内で使用する機械にバイオディーゼル燃料を使用するなど、様々な環境負荷低減に取り組んでいる点が特徴です。
今回納品した電気自動車(EV)の詳細
今回アクティオは、以下の2車種を納品しています。
- 三菱 ekクロス EV×3台(現場外への移動用)
- 三菱 ミニキャブ EV×1台(現場内の移動用)
三菱 ekクロス EV

引用:ekクロス EV
ekクロス EVは、クリーンでシンプルな外観で、先進感のあるフォルムが特徴的な電気自動車です。
静かながらもパワフルな走りが魅力で、フル充電で約180kmの航続距離(一充電走行距離)があります。
アクセルペダルだけで加減速をコントロールできるので、ブレーキへの踏み変え操作の手間が減り、ハンドル操作に集中することが可能です。
三菱 ミニキャブ EV

引用:ミニキャブ EV
車高が高くスクエアなフォルムで、荷物の運びやすさにこだわった電気自動車が、ミニキャブ EVです。
2シーターの場合はもちろんのこと、4シーターでも、リヤシートを収納すれば大容量のスペースを確保できます。
フルフラットになるため、荷物の積み下ろしも楽々可能です。
一充電走行距離が180kmというスペックも申し分なく、車両が障害物に近づくと警報ブザーを鳴らす「パーキングセンサー(リヤ)」など、安全性能も高められています。
アクティオが展開する”レンサルティング”

アクティオは「レンサルティング」という「レンタル」と「コンサルティング」を組み合わせた造語をコンセプトとしています。
建機の世界では「作る」「売る」という要素が主だったところに、知恵やノウハウをプラスして貸すという新たな価値提供を行っているのが、アクティオです。
今後もカーボンニュートラルの達成に向けて、さまざまな提案を建設現場に行っていくでしょう。
参考:
東京都内の建設現場で電気自動車(EV)とEV充電スタンドが正式採用 – PR Times
株式会社アクティオ ホームページ
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