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テスラの自動運転機能の現状は?事故の事例も解説

更新日: 2025/12/1投稿日: 2025/7/2

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テスラの自動運転機能の現状は?事故の事例も解説
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自動運転機能付き車両の購入を検討している方にとって、搭載されている自動運転機能のレベルは重要な判断材料の1つです。

レベルが高いほど高度な自動運転機能がついていますが、「レベル2」「レベル3」といわれても、具体的にどの程度の運転アシストがなされるのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

自動運転機能付き車両はどれも相応の価格なので、購入する際は後悔しないように選びたいところです。

そこでこの記事では、自動運転レベル0〜5の詳細定義や、各レベルに対応している機能・車種について徹底解説します。記事を読めば、自動運転技術の現状と将来性が分かり、車選びがスムーズに進みます。

【基礎知識】自動運転の定義やレベルについて解説

自動運転レベルの基礎知識

まず自動運転の定義やレベルについて、以下の項目で解説します。

自動運転の定義とレベル

自動運転とは、車両がシステムやAIを駆使してドライバーの運転を支援、あるいはドライバーの代わりに運転する技術です。

自動運転には0から5まで6段階の「レベル」が定義されており、レベルの数字が大きいほど、人間の介入なしで運転が可能となります。

自動運転のレベル分けでは、レベル2とレベル3が大きな分かれ目となり、操縦の主体が「人」から「システム」に切り替わります。

以下の表で、各レベルの概要を確認しましょう。

レベル名称通称運転主体概要
レベル0運転自動化なしドライバーすべての運転操作をドライバーが実施
レベル1運転支援フットフリードライバーアクセル・ブレーキまたはハンドルのいずれか一方をシステムが支援
レベル2部分運転自動化ハンズオフドライバーアクセル・ブレーキとハンドルの両方をシステムが支援
レベル3条件付運転自動化アイズオフシステム(緊急時はドライバー)特定条件下でシステムがすべての操作を実施。緊急時はドライバーが対応
レベル4高度運転自動化ブレインオフシステム特定条件下で完全自動運転。ドライバー不要
レベル5完全運転自動化ドライバーズフリーシステムあらゆる条件下で完全自動運転。ハンドル・ペダル不要

レベル1とレベル2は、先進運転支援システム(ADAS)に分類され、操縦の主体は人のまま、部分的に運転を補助する機能が追加されています。

しかし、レベル3以降は操縦の主体がシステムになり、人は走行中に運転以外のこと(セカンドタスク)ができるようになります。

レベルを定めたのは誰?

自動運転レベルは、アメリカのSAE International(自動車技術者協会)という非営利団体により、2014年に定められました。SAEは1905年設立の歴史ある団体で、自動車・航空宇宙産業の技術標準を策定。

SAEが定めた自動運転レベルの基準「SAE J3016」は、現在では世界共通の基準として使用されています。

日本でも国土交通省がこの基準を採用しており、自動運転に関する法整備や認可はSAE基準に基づいて行われています。

日本の自動運転はどのレベルまで?

日本では2020年の道路交通法改正により、高速道路など一定の条件下でレベル3の公道走行が可能になりました。また2023年4月には公安委員会の許可制により、レベル4の公道走行も可能になっています。

国土交通省中部運輸局は、福井県永平寺町で運行する車両について、全国で初めて、道路運送車両法に基づき、運転者を必要としない自動運転車(レベル4)として認可しました。

2025年2月には茨城県日立市で中型バスを用いた国内初のレベル4自動運転が開始されるなど、着実に進歩しています。ただし、現在においてもレベル4相当の自動運転車両は一般販売されていません。

一般車両の最高レベルであるレベル3に該当する車両も、2025年11月現在では以下の4車種のみに限られています。

メーカー車種システム名
ホンダLEGEND(レジェンド)Honda SENSING Elite
メルセデスベンツEQSセダンDrive Pilot
メルセデスベンツSクラスDrive Pilot
BMW7シリーズBMW Personal Pilot L3

レベル3以降の自動運転はまだ発展途上です。自動運転は技術面だけでなく、社会的・法律的にも課題が多いため、今後はいかに多くの課題を解決していくかが鍵となります。

【レベル別】自動運転によって実現する技術

【レベル別】自動運転によって実現する技術

ここからは各自動運転レベルごとに、実現する技術について詳しく解説します。

自動運転レベル0:運転自動化なし

従来通り、ドライバーが運転のすべてを担当する場合は「レベル0」に該当。ADASを搭載していない旧来の自動車がこれにあたります。

後方死角検知機能やABS(アンチロック・ブレーキシステム)などはレベル0の機能です。これらの機能はドライバーの運転に直接介入せず、ドライバーに警告を促すに留まるためです。

レベル0の車は今後どうなる?

2021年11月の法改正により、すべての国産新型車は自動ブレーキの搭載が義務付けられています。2025年12月以降は(軽トラック以外の)継続生産車にも義務化されるため、「自動運転化なし」の新車は徐々に姿を消すことになるでしょう。

自動運転レベル1:運転支援(フットフリー)

「レベル1」は「運転支援(ADAS)」に該当し、システムがアクセル・ブレーキ操作もしくはハンドル操作のいずれか一方を制御する自動車が当てはまります。「フットフリー」とも呼ばれ、足をペダルから離せる状況が生まれます。

機能名制御対象概要
衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)アクセル・ブレーキ前方に障害物があると自動でブレーキを作動
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)アクセル・ブレーキ前の車に追従して走行
LKAS(車線維持支援システム)ハンドル車線中央を走るようステアリング操作を支援
ブラインドスポットモニターハンドル車線変更時の死角を検知して警告・回避支援
後方出庫サポートアクセル・ブレーキバックで出庫するときの衝突を回避
パーキングサポートハンドル駐車操作の一部をサポート

近年の新型車によく搭載されている「運転支援システム」と呼称される機能はレベル1に該当します。

自動運転レベル2:部分運転自動化(ハンズオフ)

「レベル2」は「部分運転自動化」です。レベル1と異なり、システムがアクセル・ブレーキ操作とハンドル操作の両方を同時に支援する車両がレベル2に該当します。

前述した「ACC」と「LKAS」の両方を備え、加減速と操舵をアシストするタイプです。

このレベル2が高度化すると、「ハンズオフ」運転が可能なシステムにたどり着きます。

従来と同じく走行中に周囲の状況を把握しておく必要はありますが、人や交差点、信号などが存在しない高速道路など、条件を満たす場合はハンドルから手を離すことが可能です。

2019年、国内では日産がいち早くハンズオフ機能を搭載した「ProPILOT 2.0」を発表。

その後、追うようにしてトヨタ・レクサスの「Lexus Teammate」、スバルの「アイサイトX」など、ハンズオフ機能搭載車が続々と発表されました。

現在では、ハンズオフ機能を含むレベル2の車両は、国内メーカーのほぼすべてに存在します。

テスラの「FSD」や「オートパイロット」はレベル何?

テスラの「FSD(Full Self-Driving)」や「オートパイロット」は、名称から完全自動運転と誤解されがちですが、2025年11月現在も「レベル2」に分類されています。ドライバーは常に前方を監視し、いつでも運転を引き継げる状態でいる義務があります。

自動運転レベル3:条件付運転自動化(アイズオフ)

レベル3は「条件付運転自動化」となり、限定条件下(主に高速道路の渋滞時など)においてシステムがすべての操作を担当します。

高度レベル2の「ハンズオフ」に対し、レベル3は運転状況から目を離すことができる「アイズオフ」です。

多くの方が想像する「ハンズフリー・アイズフリーでの自動運転」は、このレベル3からになります。動作中はDVDやスマホを観ていても、道路交通法上は問題ありません。

ただし、限定条件下でシステムの作動が困難になった場合(高速道路から降りたとき、渋滞が解消されたときなど)は、ドライバーがシステムの介入要求に対処する必要があります。

◯レベル3の条件と保安基準

項目内容
作動条件高速道路、渋滞時(時速60km以下)
ハンズオフ可能
アイズオフ可能(DVD視聴、スマホ操作OK)
ドライバーの義務システム要請時に即座に運転を引き継ぐこと
運転席離脱不可

◯レベル3車両に義務付けられている保安基準

  • 作動状態記録装置の搭載
  • ドライバーの状況を監視するドライバーモニタリング機能
  • 不正アクセスを防止するサイバーセキュリティ対策
  • 運転操作の引継ぎ要請にドライバーが反応しない場合、車を安全に停止させるミニマム・リスク・マヌーバー機能
  • 自動運転車であることを示すステッカーの貼付

自動運転レベル4:高度運転自動化(ブレインオフ)

レベル4は「高度運転自動化」に該当し、運行設計領域(ODD)においてシステムがすべての運転タスクを担うとともに、作動継続が困難な場合も対応します。

つまり、「ドライバー不在の運転」を可能にする「ブレインオフ」の段階です。

ODD(運行設計領域)とは?

ODDとは、自動運転システムの作動に対する走行環境条件のことを指します。システムに設計した条件(場所、天候、速度など)を満たす場合にのみ、自動運転システムが正常に作動するしくみとなっています。条件が欠けた場合は運行停止措置や人による運転の介入が求められます。

2023年4月の道路交通法の改正により、日本国内でも特定地域でのレベル4の公道走行が可能となりました。

現在の道路交通法上では、レベル4車両の乗組員はドライバーに該当しないため、車両内に運転免許を持つ人間がいなくとも問題ありません。

高齢化や人口減少が進む地域において、ドライバーがいない状態でもバスを運行することができるため、交通の利便性が向上し、交通弱者の方々が出かけやすい環境が整うと期待されています。

ただし2025年11月現在、国内外ともに一般販売されているレベル4車両は存在しません。

◯レベル4の実用化事例(2025年現在)

地域・企業サービス内容開始時期
福井県永平寺町約2kmの遊歩道を決められたルートで走行する自動運転電動カート2023年5月
茨城県日立市中型バスを用いたレベル4自動運転2025年2月
米Waymoサンフランシスコ、フェニックスなどで自動運転タクシー運用中
中国百度(バイドゥ)無人タクシー「Apollo Go」運用中
テスラテキサス州オースティンでロボタクシー2025年6月

◯レベル4運行に必要な体制

レベル4の特定自動運行を行うためには、各都道府県の公安委員会に申請し許可を受けなければなりません。また、特定自動運行主任者を配置し、運行の遠隔監視を行う必要があります。

交通事故など不測の事態が発生した場合は速やかに救急や警察への通報、現場措置業務実施者を現場に向かわせるなどの対応が求められます。

自動運転レベル5:完全運転自動化(ドライバーズフリー)

レベル5は「完全運転自動化」であり、ODDの設定なしに、いかなる場所、いかなる状況下においても自動運転システムによる完全な自動運転を実行します。

街中から山道までどんな道でも、雷雨や雪の日であっても、システムが運転を行うイメージです。

自動運転レベル5は現在実証実験段階であり、市販車は世界中に1台も存在しません。国が策定したロードマップでも未だ実現の時期を明確にしていないのが現状です。

日本政府は、自動運転レベル5の実証実験を横浜市で27年に開催される「国際園芸博覧会」での実施を計画する。国内の自動車メーカーやサプライヤーなど企業の参加を募り、実証実験を通して完全自動運転の社会実装の可否を探る考えだ。

自動運転レベル5が実現すれば、機能的にハンドルやアクセルペダルが不要になります。そのため、さながら「動く家」のように使える、安全性と快適性を兼ね備えた車両となることが期待されています。

【仕組み】自動運転車はどのように走行しているのか?

【仕組み】自動運転車はどのように走行しているのか?

「どうしてドライバーがいなくても車が動くのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。ここでは、自動運転の技術的な仕組みを解説します。

自動運転の3つの基本プロセス

動運転システムは、運転に必要なドライバーの能力を代替して行います。具体的には「認知」「予測・判断」「操作」の3つのプロセスです。

プロセス内容使用される技術
認知周囲の状況を把握するカメラ、LiDAR、レーダー、超音波センサー
予測・判断次に起こることを予測し、安全な運転方法を判断AI、電子制御装置(ECU)
操作適切な運転操作を実行アクチュエーター(アクセル、ブレーキ、ステアリング制御)

自車位置の特定と周辺環境の認識

自動運転システムは、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術を用いて常に自車の位置の特定と地図の作成を行っています。

GPSを含む衛星からの位置情報と合わせて自車の位置を認識し、タイヤの回転数・ジャイロや加速度センサーからの情報も取得しているため、通信環境が良くないトンネルの中でも自車の位置を認識することが可能です。

また、高度道路交通システム(ITS)等の情報網から周辺の交通状況を取得することにより、最適な判断と運転操作を行います。

【疑問】自動運転レベル5が実現するのはいつごろ?

自動運転レベル5の実現時期

自動運転レベル5については、多くの企業や政府が2030年代の実現を目標に掲げてきました。しかし結論としては、レベル5実現にはまだまだ技術の発達が不可欠であり、専門家の間では2030年代後半から2040年代になる可能性が高いと見られています。

自動運転分野で先行する米Waymoの初代CEOを務めたジョン・クラフチック氏は2018年の講演で「完璧な自動運転は実現しない」と発言しています。

Krafcik氏によると、ドライバー不要の自動車は「確かに実現している」が、まだ広く普及する段階には至っていないという。そして同氏は、この業界が今後、どの季節でも、どんな天気でも、どのような条件下でも運転できる最高レベルの運転技術を達成することは決してないだろうと考えている。

◯レベル5実現が難しい理由

課題領域具体的な課題
技術的課題未知の道路への対応、悪天候時のセンサー精度、エッジケース(想定外の状況)への対応
インフラ課題高精度3D地図の整備、V2X(車車間・路車間通信)インフラの整備
法規制課題事故時の責任所在、国際的な法整備の統一
社会的課題一般市民の受容性、雇用への影響(タクシー・トラックドライバーなど)

現在、各自動車メーカーはレベル4車両の一般販売段階で困難に直面しており、まずはレベル4車両の普及が当面の最重要課題です。

政府は2025年以降に高速道路での自動運転(レベル4)の実施目標を掲げており、着々と実現に向けた実証実験を進めています。

【2025年】レベル2自動運転機能と車種一覧

レベル2自動運転機能の車種一覧

2025年現在、一般販売されている国内車に付帯しているレベル2自動運転機能について、メーカー別に解説します。

メーカーシステム名主な特徴
日産ProPILOT 2.0ナビ連動、ハンズオフ走行対応
ホンダHonda SENSINGミリ波レーダー+単眼カメラで高精度検知
トヨタAdvanced Drive渋滞時支援、ドライバー異常検知機能
SUBARUアイサイト / アイサイトXステレオカメラ、ハンズオフ走行対応
マツダi-ACTIVSENSE危険回避重視の設計思想
三菱MI-PILOT高速道路での同一車線走行支援
ダイハツスマートアシスト軽自動車向け運転支援
スズキスズキ セーフティ サポート軽自動車向け運転支援

1. 日産「ProPILOT 2.0」

日産ProPILOT 2.0

一定のハンズオフ走行も可能ですが、ドライバーはつねに前方を確認し、緊急時には即座にハンドル操作できる状態でいなくてはいけません。アイズオフが認められていないため、自動運転レベル2に分類されています。

◯搭載車種一覧

カテゴリー車種
軽自動車サクラ
クロスオーバー/SUVアリア
EVハッチバックリーフ
コンパクトカー/ハッチバックノート、ノート オーラ
SUVキックス、エクストレイル
ミニバンセレナ
セダンスカイライン
ワゴンルークス、デイズ

2. ホンダ「Honda SENSING」

ホンダ Honda SENSING

◯Honda SENSINGの主な機能

機能名概要
衝突軽減ブレーキ(CMBS)前方車両や歩行者との衝突の危険性を検知し、必要に応じてブレーキを自動制御
アダプティブクルーズコントロール(ACC)設定速度での走行中に、前方車両との適切な車間距離を維持
車線維持支援システム(LKAS)車両が車線から外れないようにハンドル操作を支援
誤発進抑制機能停車時や低速走行時に、アクセルの踏み間違いによる急発進を抑制
標識認識機能道路標識をカメラで検知し、制限速度などの情報をディスプレイに表示

◯搭載車種一覧

カテゴリー車種
軽自動車N-BOX、N-WGN、N-ONE、N-VAN、N-VAN e
コンパクトカーフィット
ミニバンフリード、ステップワゴン、オデッセイ
SUVヴェゼル、CR-V e、WR-V、ZR-V
セダンアコード
スポーツカーシビック、シビック タイプR

3. トヨタ「Advanced Drive」

トヨタ Advanced Drive

また使用中にドライバー異常を検知した場合、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促します。車外に異常を知らせつつ停車し、事故防止に努めます。

◯搭載車種一覧

カテゴリー車種
ミニバンアルファード、ヴェルファイア、ヴォクシー、ノア
SUVランドクルーザー”250″
クロスオーバー/セダンクラウン
セダンMIRAI、センチュリー、LEXUS LS、プリウス

4. SUBARU「アイサイト」「アイサイトX」

SUBARU アイサイト

最新バージョン「アイサイトX」ではこれらの機能に加えて、高速道路でのハンズオフ走行支援や渋滞時の高度な運転支援など、より高度な運転支援機能が搭載されています。

◯搭載車種一覧

システム車種
アイサイトレイバック、インプレッサ、レガシィ アウトバック、クロストレック、レヴォーグ、フォレスター、WRX S4、SUBARU BRZ
アイサイトXレイバック、レガシィ アウトバック、レヴォーグ、WRX S4

5. マツダ「i-ACTIVSENSE」

マツダ i-ACTIVSENSE

◯搭載車種一覧

カテゴリー車種
コンパクトカーMAZDA2
SUVCX-3、CX-30、CX-5、CX-60、CX-80、MX-30、MX-30 EV MODEL、MX-30 ROTARY-EV
セダンMAZDA3、MAZDA6
スポーツカーMAZDA ROADSTER、MAZDA ROADSTER RF

【2025年】レベル3自動運転機能と車種一覧

レベル3自動運転機能の車種一覧

現在、一般販売されている車両に付帯したレベル3自動運転機能は、以下の3種類です。なお、国産のレベル3搭載車として世界初となったホンダ「レジェンド」は、2022年1月をもって生産終了となっています。

メーカーシステム名搭載車種利用可能地域年間利用料
ホンダHonda SENSING EliteLEGEND(生産終了)日本車両標準搭載
メルセデスベンツDrive PilotEQSセダン、Sクラス米国(カリフォルニア州・ネバダ州)約2,500ドル(約38万円)
BMWBMW Personal Pilot L37シリーズドイツ約6,000ユーロ(約98万円)

1. ホンダ「Honda SENSING Elite」

ホンダ Honda SENSING Elite

高速道路で渋滞に遭遇すると、アクセル・ブレーキとハンドル操作を自動操作。動作中はハンズオフ・アイズオフ運転が可能なので、DVDやスマホを観ていても、道路交通法上は問題ありません。ただし、システムから要請があれば、ドライバーが操作を代わる必要があります。

2. メルセデス「Drive Pilot」

メルセデス Drive Pilot

現在ではアメリカのカリフォルニア州とネバダ州でのみ利用可能です。2025年初頭に販売開始した最新バージョンでは、高速道路で最大95km/hまでの速度で前方車両に追従できるようになりました。

3. BMW「BMW Personal Pilot L3」

BMW Personal Pilot L3

BMW Personal Pilot L3では、高速道路上で60km/hまでの速度で、ハンズオフおよびアイズオフ走行が可能です。

従来のカメラ技術に加えて、最新世代の超音波センサーやレーダーセンサー、高感度3D LiDARを装備し、車両周辺や道路状況のモニタリングをつねに行います。

ドライバー自身での運転が必要になった際は、ディスプレイやハンドルのライト点灯と警告音で知らせます。この状態でもドライバーの応答がない場合は車両が自動停止するため、安全設計も十分です。

【知っておきたい】自動運転車に遭遇したときの注意点

【知っておきたい】自動運転車に遭遇したときの注意点

レベル4の自動運転車両が公道を走行する機会が増えてきています。自動運転車両に遭遇した際に知っておきたい注意点をまとめました。

◯自動運転車両に近づいた際の心得

  • 自動運転車両は交通法規に則って安全運転を行います。「珍しい」と近くに寄ったり、「遅い」と急な割り込みをすると、安全のために速度を落としたり、路肩に寄せて停止したりする可能性があります
  • 普段通りに車間距離をとり、無理な追い越しはしないなどの安全運転を心がけましょう
  • 自動運転車両には専用のステッカーが貼付されているため、見分けることができます

【まとめ】完全自動運転の実現は今後の技術向上次第

【まとめ】完全自動運転の実現は今後の技術向上次第

自動運転技術は着実に進歩しており、現在はレベル3まで実用化されています。レベル4も公共交通機関での実用化が始まり、2025年以降に高速道路での自動運転(レベル4)の実施を政府は目標に掲げています。

しかし、完全自動運転であるレベル5の実現には、まだ多くの技術的・社会的課題が残されているのが現状です。

本記事の内容を以下にまとめます。

レベル通称2025年現在の状況今後の展望
レベル2ハンズオフ多くの車種に標準搭載。業界最高水準機能の高度化が進行中
レベル3アイズオフ4車種のみ(ホンダ、メルセデス、BMW)対応車種・地域の拡大が期待
レベル4ブレインオフ公共交通機関のみ。一般販売なし2025年以降に高速道路での実現を目標
レベル5ドライバーズフリー実証実験段階。市販車なし2030年代後半〜2040年代に実現の可能性

レベル2の運転支援システムは多くの車種に搭載され、日常の運転をより安全で快適にしていますレベル3については限られた車種のみですが、技術は着々と進歩しているため、今後の展開が待ち望まれます。

自動運転技術の発達は、ドライバーと歩行者の双方の交通安全を守る礎です。特に高齢化や人口減少が進む地域において、レベル4の自動運転バスなどは交通弱者の方々の移動手段として大きな期待が寄せられています。

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参考記事:自動運転のレベルについて|未来RUN

参考記事:自動運転バスの実証実験を一覧でご紹介!自動運転レベルや技術の解説も!|Mobility Nexus

参考記事:自動運転のレベル分けとは?レベル0~5までを一挙解説|マクニカ

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