BYDがテスラを抜きBEV世界シェア首位へ。BYDの2025年販売実績と躍進の理由
更新日: 2026/6/27投稿日: 2026/4/19
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中国の自動車メーカーであるBYD(比亜迪汽車工業)がアメリカのテスラを抜き、2025年のBEV(バッテリー式電気自動車)年間販売台数で世界トップに立ちました。
本記事では、テスラとの首位交代の背景や、各種データから読み解く最新のBYD 世界シェア、そして日本市場への影響について詳しく解説します。
データが示すBYDの圧倒的な販売実績

2025年の通年データにより、BYDの躍進が数値として現れました。EVメーカーとしての実績だけでなく、総合自動車メーカーとしての立ち位置も大きく変化しています。
2025年のBEV販売台数でテスラ超え
2025年のグローバル市場における新車販売データによると、BYDのバッテリー式電気自動車(BEV)の年間販売台数は前年比約28%増の約225万台に達しました。一方で、テスラの販売台数は前年比約8%減の約164万台にとどまりました。
この結果、中国のBYDが初めてテスラを上回り、BEVの世界シェア首位を獲得しました。
自動車メーカー全体でみても好調な推移
BYDの強みは、BEVだけではありません。実は、エンジンとモーターを併用するプラグインハイブリッド車(PHEV)の分野でも驚異的な販売を記録しています。2025年におけるBYDのトータル世界販売台数(BEV+PHEVなど)は約460万台規模に達しました。
EV市場の成長がやや鈍化傾向にあると言われる中でも、エンジンを搭載したPHEVの需要を的確に取り込むことで、全方位でのシェア拡大を成功させています。
商用EVバス事業でも3年連続で世界No.1を達成
乗用車だけでなく、公共交通を支える商用車分野においてもBYDは圧倒的な強さを見せています。最新のデータによると、2025年におけるBYD製EVバスの輸出台数は4,234台に達し、世界市場におけるシェアの24%を獲得しました。
1年間で4,200台を超えるEVバスを海外へ輸出した企業は他に存在せず、3年連続で世界No.1という圧倒的な市場優位性を示しています。欧州市場ではドイツなどでシェアを伸ばし、コロンビアでは97%のシェアを占めるなど、商用EVのプラットフォーマーとしての地位も盤石なものにしています。
BYDが世界シェア首位を獲得できた2つの理由

引用:PR TIMES
なぜBYDは、テスラやトヨタといった業界の巨人を脅かすまでに成長できたのでしょうか。その背景には、独自のビジネスモデルと緻密な経営戦略があります。
バッテリー内製化による圧倒的な価格競争力
BYDの最大の武器は、自社でバッテリーから一貫生産できる体制にあります。もともとバッテリーメーカーとして創業したBYDは、EVの心臓部である電池のコスト競争力において他社を大きくリードしています。
特に、サプライチェーン全体を自社でコントロールする強みが、他社には真似できない低価格設定を可能にしています。さらに、単に安いだけでなく、多くの車種で最新のプラットフォームや高度な安全装備を標準搭載しており、価格と性能のバランスの高さが世界中の消費者に支持されている最大の理由です。
欧州や新興国を含むグローバル市場の開拓
中国国内の巨大市場で足場を固めたBYDですが、近年は海外への輸出に極めて積極的です。東南アジア、南米、そして欧州への進出を加速させており、各国で着実にシェアを確立しています。
「テスラ一強」だったグローバル市場において、豊富なラインナップを用意し、多様なニーズに応える事業展開が功を奏していると言えます。
日本においてもBYDは着実にシェアを広げており、今後は日本の自動車メーカーにとっても、国内外の市場で強力なライバルとして君臨するでしょう。
参考:
2025年の総輸出台数は4,234台、世界シェア24%を獲得 BYD、電気バス輸出で3年連続世界No.1を達成 – PR TIMES
こりゃトヨタも抜かれるわ…テスラを超えた「BYD」を軽く見る日本人を待ち受ける「受け入れがたい未来」 – ダイヤモンド・オンライン
「EV世界首位」BYD、25年新車販売は1割増止まり 中国市場で競合攻勢 – 日本経済新聞
BYD JAPAN 株式会社 公式ホームページ
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